太陽光発電とは、文字通り太陽の光を使って発電を行うシステムです。原子力や火力発電と違い、自然エネルギーを使って発電するので、当然CO2の排出量は限りなくゼロに近く、地球温暖化防止という観点から現在最も注目されている発電システムです。
温暖化で北極海の氷面積が縮小
地球温暖化は、現在地球規模でもっとも大きな課題のひとつです。地球温暖化により、われわれが暮らす、この長野県下でもこの100年間で平均気温が1.8度上昇しています。たったの1.8度と感じられますが、この僅かな温度差が自然界に対して大きな影響を及ぼしているのです。
水没の危機にあるモルディブ諸島
全世界的に上昇している地表温度で、昨年の2007年には北極海域の氷が日本列島の面積3つ分の氷が消失したことが確認されています。消失した氷は、太平洋上のモルディブ諸島などの低海抜地域の水没の危機や、海流の変化による気候の変化、漁獲量の極端な変化など、甚大な問題をさらに加速させていくことが予想されます。
この地球温暖化を解決するためには、人類が排出しているCO2の量を削減していかなければなりません。
私たち天竜精機が太陽光発電システムの導入を決めたのは、この地球温暖化を私たちができる行為で少しでも食い止めることができたらという一心からです。
天竜精機が導入した設備のパネル設置面積は約800uです。これにより当社の一年の電気使用量の15%を賄うことが可能になります。
また、一日の発電量は社員の皆にも目に見えるようにと社屋内のモニタ上に、リアルタイムに数字を表示しています。
社員がこの数字を見ることで、環境に対する意識をさらに高めていくことができればと思います。